こんにちは!受験情報SetUpです。
今回はプログラミングの条件分岐について解説していきます。
プログラミングでは、「この場合はこの処理、それ以外はこの処理」のような条件によって処理を分けることが頻繁に出てきます。
その書き方を学んでいきましょう。
実際に手を動かしてやってほしいので「VS code for edu」にログインしてください。やり方についてはこちらをチェックしましょう。
今回のゴール
テストの点数を入力し基準を超えているかどうかをチェックする
条件分岐(if文)とは
プログラミングでは共通して条件分岐の構文が用意されており、書き方は以下ように書きます。(言語によって多少異なります。)
if(条件1) {
//条件1を満たしたらここの処理を実行
} else if(条件2) {
//条件2を満たしたらここの処理を実行
} else {
//それ以外ならこの処理を実行
}
if文について、以下のポイントを押させておきましょう。
- 上から条件を見ていき、満たしたところで処理を行う。
- else ifやelseは必要なければ書かなくてもよい
- else ifは何個でもつなげて書くことが可能
テストの点数を入力して合否を判定しよう
では、実際に動かしてみましょう。
min_score = 60
print("テストの点数を入力してください。")
score = int(input())
if(score >= min_score):
print("合格!")
else :
print("不合格!")これを実行すると、画面にこのように表示されます。
テストの点数を入力してください。
そして、キーボード入力が受け付けられるので、ここに数字を入れてましょう。例えば80と入れるとこのようになります。
テストの点数を入力してください。
80 //入力した数値
合格!
基準点の60を上回っているので合格!と表示されていますね。
逆に50など下の数を入力すると「不合格!」と表示されます。
コードの解説
入力を受け付けるinput() (Python)
score = int(input())
この’input()’はpythonの入力受付のコードです。ターミナルで入力を’score’に入れるようにしています。ただ、この場合文字列になってしまうので’int()’で整数に直しています。
if文
if(score >= min_score):
print("合格!")
else :
print("不合格!")今回のテーマですね。
ifのカッコの中に条件(score >= min_score)を書いていますね。「scoreがmin_scoreより大きい」という条件ですね。
これを満たしているなら、その下のprint("合格!")を実行します。
そうでないならelse以下のprint("不合格!")処理を実行します。
今回はelse ifを入れてませんが、先ほどポイントで見せたように、不要であれば書く必要はありません。
条件に「かつ」や「または」を入れる
条件には複数入れることができ、それらを「かつ」「または」でつなげることができます。
例えば、テストの合否だけでなく、成績(優、良、不合格)の3つを考えるとします。以下のように定義しましょう。
- 80点以上なら「優」
- 60点以上80点未満なら「良」
- 60点未満なら「不合格」
min_score = 60
excellent_score = 80
print("テストの点数を入力してください。")
score = int(input())
if(score >= excellent_score):
print("優")
elif(score >= min_score and score < excellent_score):
print("良")
else:
print("不合格")elifの条件を見ると、二つの条件をandで結んでいます。「A and B」の形ですね。
この場合、「A,Bの両方を満たすとき」ということになります。
「A or B」という形にすると、「A,Bのどちらかを満たすとき」という条件になります。
(ちなみに今回のコードは本当はandを使わなくてもかけるのですが、今回は解説のためあえて使っています。)
まとめ
ということで、今回は条件分岐について解説していきました!
今回のコードを共有しておきますので、ぜひ参考にしてください。

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