【情報1】高校生向け情報1の勉強法のポイントは3つ

こんにちは!
新課程で2025年の共通テストから情報1が必修科目になり、国立大を目指す高校生は対策が必要になってきます。

しかし、まだ入試のデータが少なく、対策法を考えるのが難しいです。
また、英語や数学といった主要科目に時間をかけるべきで、情報1に時間をかけたくないのが本心ですね。

なので、共通テストで点を取るためにどのような勉強をしていくべきか解説していきます。

共通テストの情報1の分野と配点

※令和7年度大学共通テスト試作問題「情報」の概要

試作問題から見ると、出題分野と配点はこのようになっております。

大問1は小問集合で、各分野から基礎的な正誤問題が出題されます。

大問2ではより深堀りした内容が問われています。例えば試作問題ではQRコードの仕組みを理解するというテーマで問題が出題されたり、数1でやるようなデータの分析が問われています。

大問3は完全にプログラミングの問題で、対話の状況をプログラムに落とし込む問題になっています。

大問4もデータの分析で、箱ひげ図の読み取りの問題などが出題されています。

このようにみると、プログラミングが大問の1つで出題されていたり、データの分析が2つの大問で出されていたりなど、プログラミングとデータ分析の比重が大きくなると予測されます。

残りは問題の中で説明される前提知識を使った問題や、一般常識からわかる問題などが問われています。

共通テストに向けた情報1の勉強法

上記の傾向や内容を踏まえて高校生には3つのポイントを押させて、情報1の勉強をしてほしいです。

  • 問題から前提知識を理解する力を身に着ける
  • プログラミングはある程度触れておく
  • データの分析は図の読み取りができるように

問題から前提知識を理解する力を身に着ける

試作問題にもあるように、ある程度問題の中で前提知識を教えてもらえることが多いです。QRコード自体はわかっていても、その仕組みは知らない人はほとんどのはずです。なので、そのような部分は問題文で教えてもらえます。

ただ逆に言えば、これを理解できないと基本的に問題が全く解けないということです。

実際は試験時間60分という中で読んで理解しないといけないので、短い時間で与えられた前提知識を早く正確に理解する訓練をしておきましょう。

プログラミングはある程度触れておく

大学入試で出るプログラミングは一般的に使われるものではなく、DNCLという共通テスト独自の言語を扱っています。日本語交じりでわかりやすいものになっていますが、プログラミングを知っているかどうかで全然難易度が変わります。

ひとつでもプログラミング言語を学んだことがある人ならむしろ簡単に解けてしまうくらいです。

なので、何か一つプログラミングを実践してみて動かしてみるようにしましょう。
おすすめはPython, javascriptです。

データの分析は図の読み取りができるように

データの問題も多く出題されていて、特にグラフの読み取りは重要です。
数学1でもデータの分析は学びますし、実際に共通テストでも出題されています。

箱ひげ図、四分位数、分散、標準偏差などは数1で学ぶこともあり、問題文で説明なく問われることが予想されます。

なので、この辺りのデータの分析を数1のところでしっかり学んでおくことが大切です。

また、試作問題では2進数, 16進数の変換問題もありましたので、ここもできるようにしましょう。

情報1は数学や一般常識の延長!多くの時間は使わない

このようにみると、実は数学の知識、そして一般的な知識だけで半分は取れます。
そして、問題文の説明から問題を解く、国語的な力で4分の1は取れます。

なので、実はしっかり勉強すべきなのはプログラミングくらいなのがわかりますね。

となれば、情報1に多くの時間を割く必要はなく、しっかり数学などの知識を定着させ、身の回りのテクノロジーなどの仕組みに少しでも触れておくだけで8,9割は安定して取れます。

まだ情報1に対する不安はあるかと思いますが、このように思うだけでだいぶ気持ちが楽になるのではないでしょうか?

以上の3つのポイントを押さえて勉強に取り組みましょう!
当サイトでは、スキマ時間に共通テスト情報1で有利になる知識や、プログラミングの解説を高校生向けに発信しているので上手に利用してください!

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